節分にいわし?地域によっては食べるって聞くけど本当?
という記事を書いたのですが、
節分って他にも地域差があるみたいです。
そのひとつが鰯(イワシ)。
イワシを食べたり飾ったりするのはある地域だけのようです。
ちょっと意外だったので記事にしてみました。
節分にいわしは地域限定?
私は関西生まれ関西育ち、更に言うと
そのまま関西に住んでいます。
関西圏の中での引っ越しはありますが、
関西以外住んだことありません。
小さな頃からわが家の節分の日には
イワシと恵方巻は定番でした。
そして親族もほとんど関西圏に住んでいるため
つい最近までこの習慣が
全国的ではないことを知りませんでした。
ちなみに節分の日にイワシを食べるのは
・関西地方
・一部の関東・東北地方
なんだとか。
当たり前のように節分=イワシだったので
ちょっとカルチャーショックを受けています。
なぜ節分の日にイワシを食べる?
イワシを家で焼くことでイワシの臭いが家に充満して
イワシの臭いが嫌いな鬼が家に入ってこなくなるというのと
そのイワシを食べて邪気を払うというのが理由だそうです。
ということは、塩焼きしたイワシを食べるのが良さそうですね。
節分にイワシの頭を飾る?
節分にイワシの頭を飾るのも全国的ではないと知って
本当にびっくりしています。
たしかに最近は私もしていませんが、
全国各地でしているものだと思っていましたが、
これもどうも基本は関西圏だけのようですね。
ちなみにイワシの頭の飾りというのは↓こんな感じのもの。
柊の枝にイワシの頭を刺して作ったものです。
名前はそのまま柊鰯(ひいらぎいわし)や
節分鰯(せつぶんいわし)や
焼嗅(やいかがし)と呼ばれます。
なかなかなインパクトのある飾りですよね。
子供の頃に聞いたのは
柊のギザギザの葉っぱやイワシの頭の臭いが
鬼が嫌いなので鬼が家に入ってこないようにするために
家の玄関や軒先に飾るということでした。
イワシはいつから飾る?
この柊鰯は節分の日である2月3日に飾ります。
地域によっては1月15日の小正月から
飾るところもあるようです。
そして基本はその日のうちに
外してしまうものらしいです。
次の日の2月4日は立春で
それ以降はひな人形を飾るものなのだとか。
基本はこれですが、地域によっては2月中は飾るところや
1年間飾るところもあるようですよ。
さいごに
節分にイワシは関西生まれの私には
結構身近なものだったので
全国的なものではないと知り驚きです。
日本はそんなに広くないはずなのですが、
文化はそれぞれだなと改めて思わされました。
全国的な文化ではありませんが、今年はイワシを食べて
イワシを飾ってみませんか?
邪気を払えるのでいいことがあるかもしれませんよ。