節分の豆は何?大豆?それとも落花生??
節分といえば豆まき!
みなさん何の豆で豆まきしていますか?
今回は節分の豆まきはどの豆でするのか、
またなんで豆をまくのかを探りたいと思います。
その他節分に関する記事はこちら↓
大豆
私は子供の頃からずっと大豆でした。
何となく絵本とかそういったものでも
大豆くらいのサイズの豆が
投げられていたような記憶があります。
全国津々浦々、どこも大豆だと思っていました。
でもどうやら違うということは大人になってから知りました。
ちなみに大豆を節分の豆まきに使っている地域は
宮崎・鹿児島をのぞく関東より南の地域だそうです。
落花生
落花生は夫の母から聞きました。
夫の母曰く、掃除が楽だからとのこと。
たしかに福は内で部屋の中に大豆を投げると
あとの掃除が大変ですよね。
一応その場で拾って処分しますが、
次の日に隠れていた豆が顔を出すなんてこと
よくありました。
落花生を殻のまま投げたら大きいので探しやすいですし、
撒いた豆も殻がついているので
殻をむけばそのまま食べられますし。
なるほど、理にかなっていますね。
ちなみに落花生を節分の豆まきに使っている地域は
北海道・東北・北陸・宮崎・鹿児島なんだそうです。
雪国では落花生だと雪の中でも拾いやすいこと、
落花生がその時が旬であることなどが選ばれた理由だとされています。
宮崎・鹿児島は単純に産地が近いからそうなのだとか。
雪国とはまた違う理由でした。
節分の時には年齢+1個の豆を食べるなどの風習がありますが
落花生の場合はどうなのでしょうか。
落花生って殻付きだと中に2つ豆が入っています。
殻付きで数えるのか、中の豆の数を数えるのか。
この場合、殻ごとで数えるそうですよ。
そもそも節分になんで豆?
豆は鬼を退治するためのものです。
この場合鬼とは魔物や
語呂合わせではありますが
まめ=魔目、魔滅で
魔物の目をめがけて豆を投げるとか
魔物を滅するとかいう意味があるそうです。
あとは穀物である豆には魔よけの力があると
されていたからだそうです。
あと上でも豆は大豆を投げるとか
落花生を投げるとか
いろいろあるようですが
基本どの豆でもOKなのだそうです。
地域によってはこれ以外の豆を投げたり
はたまたお金やお菓子を投げるところも。
かなり自由ですね(笑)。
豆まきでは生ではなく炒った豆を使いましょう
豆まきをしようとスーパーにいくと
豆まき用の豆って煎り豆じゃないですか?
なぜ生の大豆ではないかというと
こちらもちゃんと理由があります。
・煎る=射るで鬼を退治するという語呂合わせから
・芽を出させないため
生の大豆だと拾い忘れた豆が発芽してしまう可能性があります。
芽が出る=災いの目が出ると言って縁起が悪いので
芽が出ないように炒った豆を使うようにします。
・生の豆ではおなかを壊すから
迷信めいたものから実用な部分までいろいろありますね。
まとめ
・節分の豆まきでは大豆派と落花生派がある。
・大まかに分けると大豆は関東より南の地域に多く、
落花生は北の地域に多い。
・豆まきで豆をまくにはちゃんと理由がある。
・豆まきに使う豆はちゃんと火で炒ったものを使うようにしましょう。