少子化の原因は女性のせい?女性だけの問題にしないでほしい!!
Yahoo!にこのような記事が載っていました↓
先進国で唯一「お母さんは苦労すべき」精神論が跋扈する日本社会で、子どもが絶対に増えないワケ
これ読んでると本当にそうだよねぇ…と思ってしまいました。
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少子化の原因、何でもかんでも女性のせいにしていない?
子供を産むのは今のところ女性にしかできないことです。
女性が産まない限り、子供が増えるということはありません。
でも女性が子供を産み育てるにはあまりにも犠牲が多いです。
先ほどの記事からの引用ですが、
■日本では、母親が諦めなければいけないことが多すぎる
どこの国でも子どもを持つ女性は大変ですが、日本の場合は、欧米の先進国よりも「お母さんが諦めなければいけないこと」が多い気がします。これは必ずしも「制度」だけに問題があるのではなく、母親に対して「24時間母親でいること」を求める周囲のプレッシャーによるところも大きいです。
現に子どもを持つお父さんが仕事の付き合いなどで飲みに行くことをとがめる風潮はあまりありませんが(もっとも今はコロナ禍で飲みに行くこと自体が大変ですが……)、これが「お母さん」となると途端に「小さな子どもがいるのに飲みに行くなんて……」と言われてしまうこともあります
これが一番大きいのではないでしょうか。
決して子どもが重荷だとか邪魔だとか言っているわけではないです。
ただ女性が子供を持つことで、それ以外を諦めなければならないことがあまりに多すぎる。
キャリア・お金・時間・遊び・趣味・体形・睡眠時間・おしゃれetc.
男性も諦めていることあるとは思います。
でも同じ子を持つ男性で、一体どれくらいの人が女性と同じだけのことを諦めているでしょうか。
体形とか体の性質上仕方のないこともたしかにありますが、それ以外のものはまだまだな感じですよね。
わざわざ苦労したくない…と、しり込みしてしまう気持ちになってしまうのではないでしょうか。
制度はたしかに大事ですが、まずはこういった母親に厳しい空気を変えていかないと、子供は増えないだろうなと思います。
それでも少しずつ進んではきていると思う。
まだまだ海外では○○だけど日本は違う、遅れている。とは言われる世の中ではありますが、確実に変わってきてはいると思います。
幼稚園も小学校もお父さんが迎えに来ていたり、授業参観に参加していたりしています。
私が幼稚園児や小学生だったときに比べたら、かなり人数が増えている印象です。
PTAや学童の保護者会の役員も会長以外でも男性がしているパターンも増えてきています。
歩みは遅いのかもしれませんが、確実に変わりつつあると私は感じます。
少なくとも2010年代生まれの娘たちが成人する頃には、ママになったら諦めなきゃいけないことは減っていくのではないかなと思います。
いまはその過渡期なのでしょうね。
まだ旧来の価値観も残っているので、あと少しかな…と感じています。
無理しない!が大事な気がする
ちゃんと目の前にいる自分の子供を一人の人として尊重し、愛情を注ぐ。
それが母親と父親の役目だと思います。
愛情を注ぐ形が
・手作りの料理やお弁当、キャラ弁
・手作りの幼稚園や小学校のグッズ
・一緒に思いっきり遊ぶ
・子供のやりたい習い事をさせる
・勉強を教える
・金銭的な不自由をさせない
などはその親子の数だけあるわけです。
母親だからすべてをやりたい!できる!!という場合はやればいいのです。
でも体力も能力もそれぞれなわけなので、どれかひとつとかでも全然OK。
なんなら上以外にもいろいろあると思います。
うちはうち。よそはよそ。
いいなぁとかうらやましいなぁとか感じるかもしれないですね。
でも人と比べない・自分は自分というのを親が実践しないと、子供も人と比べてしまうようになってしまわないでしょうか。
すべての願いを叶えることは無理なのです。
足るを知るって大事なのではないでしょうか。
「かわいそう」はやめよう!
小さいうちから保育園に預けてかわいそう。
冷凍食品ばかりでかわいそう。
風邪をひかせてかわいそうに。
かわいそうって言葉、本人は何とも思ってないのに自分はかわいそうって感じてしまうのでやめてほしいですね。
個人的に病院とかで、体調不良の子供見て「風邪ひかせて…かわいそうね」っていうの本当に辞めてほしいです。
いや、風邪ひいたの母親の私のせいじゃないですし。
健康管理するのは親の努めかもしれませんが、人間なので体調不良は避けてとおれないものなのに責められている感めちゃあります。
かわいそうは心の中でだけにしましょう。
本人に伝えていいことはまずないです。
莫大な教育費…どうにかならない?
少子化の原因はたぶん教育費の問題もあるんじゃないかと思います。
中学以降の学費がめちゃ高いのもどうにかならないのかな…と思いますね。
いま生活している感じからすると、小学生くらいまではそこまでお金かからないなという印象。
でも中学高校の部活動費や塾などの費用、それ以降の大学や専門学校の学費がびっくりするくらいかかるという話をよく聞きます。
それ聞くとやっぱり足りるのかな…と不安になってしまいますね。
わが家にこれ以上子供が増えたら、教育費無理だねと夫と言っています。
大学に行きたい人みんなを無償化はさすがに無理だと思うので、なんでもかんでも専門卒や大卒じゃないとを辞めて、高卒でもそれなりの仕事で雇ってもらえるとかそういった感じになればいいなとは思いますね。
あとはある程度働いてから大学で学ぶのがもっとスタンダードになってもいいような気がします。
さいごに
少子化は制度も大事ですけど、まずは空気感から変えていかなきゃですね。
いろんな家庭があります。
子供が人として尊重され愛情いっぱいに育っているのなら何も問題ないはず。
あとは教育費の問題が大きいのではないでしょうか。
なんでもかんでも無償化は違うと思いますが、せめてもう少し金銭的な負担が減れば少子化がマシになる可能性高いような気もしますがどうでしょうか。
なんかとりとめのない文章になってしまいましたが、ここまでおつきあいくださりありがとうございました。